ITTP(障害を持つ人のためのIT訓練プログラム)の学生に車いすが贈られました。このプログラムはヴァンラン大学 (ホーチミン市)とハンノイのESTIHが協力してベトナムのCRSで開講しているものです。
車いすの受取人にはPhan The Khuongさんが選ばれました。Khuongさんはヴァンラン大学のグラフィックデザイン6ヶ月コースに参加している25歳の学生で、 クワンビン(ホーチミン市から1,200km以上離れている)のとても貧しい家族の元で育ちました。Khuongさんの両親は農家として働いていますが、その収入では子供4人を学校に通わせることはできません。Khuongさんは長男ですが、中学校3年生(9年生)で学校をやめ、ITTPのことを知るまでずっと家にいました。
2011年10月にKhuongさんがヴァンラン大学に来た日を先生やスタッフはよく覚えているそうです。持っているすべてのお金をバイクタクシーの運転手に払い、学校に到着したそうです。彼の生活費、学費、住居はすべてCRSとヴァンラン大学が負担しています。
日本の「希望の車いす」からの車いすによって、活動範囲が広がり、勉強や就職の機会が広がります。また偶然にもKhuongさんは2012年4月から1~2ヶ月の研修をホーチミン市で行う予定があり、車いすはまさにベストタイミングで贈られました。車いすがKhuongさんの仕事環境での動きを支えているのではないかと思います。Khuongさんは今後、卒業してすぐに仕事を見つけ、家族を支えられるようになることを願っておられます。「仕事が見つかってお金がたまったら、自分と同じように大変な生活をしてる来年度のITTPの学生さんのために車いすを買いたいと思います。そのような形で先生や寄付して下さった方々へ恩返しをしたいです。」
Wheelchairs of Hope
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「希望の車いす」は、世界中に車いすをお届けしています。(NPO法人)













